スバル「レヴォーグ」に続く二代目の愛車として、2019年5月に「レクサスRX300 Fスポーツ(前期型)」が納車されました。
年収面から考えても、高級なイメージが強いレクサスをそもそも買えると思っておらず、選択肢に入ることもありませんでした。ところが、ひょんなことからトントン拍子で購入が決定することとなり、思わぬ展開に私自身が驚いてしまいました。
普通の会社員がなぜレクサスオーナーになれたのか?、どのような方法で購入に至ったのか?について、全3回にわたりレポートします。今回がその第2回目です。
中古車買取店の「レヴォーグ」買取査定結果は?
新車で購入し大のお気に入りの「レヴォーグ 1.6GT-S」。納車から4年目を迎え「残価設定プラン」の満期が近づいてきました。そこで、乗り換えを検討するにあたり、中古車市場の買取相場を調査することにしました。
まずは大手の中古車買取り専門店へ依頼。自宅での実地査定をお願いしました。
初めての買取店への依頼であったため、不安は少なくなかったのですが、とても感じの良い担当さんで少しホッとしました。車を預けて待つこと1時間…ようやく査定結果が出ました。
まさかの高額査定!リセールバリューの高さに大興奮
新車登録から約4年が経過する「レヴォーグ 1.6GT-S」。新車購入時の見積り価格はコミコミ380万円。そこから値引きが入って…総支払金額は345万円でした。
今回買取査定に出したグレードのスペックは以下の通り。総走行距離26,500Kmのレヴォーグの買取価格はいかに…
グレード | レヴォーグ 1.6GT-S アイサイト |
形式 | DBA-VM4 |
ボディカラー | クリスタルホワイト・パール |
駆動方式 | 4WD |
総排気量 | 1,599cc |
ミッション | CVT |
所有期間 | 4年0ヶ月 |
総走行距離 | 26,500Km |
注目の中古車買取専門店の査定結果は…なんと210万円!!
予想外の驚きの価格を叩き出しました!スバル車のリセールがここまで良いとは知りませんでした。
いよいよ次期マイカーの検討段階へ
次期マイカーの選定条件
- レヴォーグよりスペースが広い
- 静粛性が高め
- 高速走行がラク
最低限この3点を満たしてくれればオッケーです。
家族からは、レヴォーグの決め手がやはりアイサイトの高い安全性能でしたので、それと同等の安全性をリクエストされたのは言うまでもありません。
インターネットで様々なメーカーのいろいろなクルマを物色しましたが、購入候補として実際に試乗したのは以下の3台です。
- スバル アウトバック
- トヨタ アルファードV6
- トヨタ ヴェルファイア
レヴォーグ購入時には、「アウディA3」と「フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント」という2台の外国車にも試乗しましたが、今回は国産車オンリーです。
候補車の試乗レビュー
スバル アウトバック
レヴォーグの兄貴分のような存在ですから、もちろんアイサイトも搭載で抜群の信頼感があります。
レヴォーグの定期点検で東京スバルを訪問した際に何度も展示車を確認しており、乗車スペース(特に後席)はレヴォーグより圧倒的に広いので憧れの存在でもありました。
実際の試乗においても、フロント周りの質感が高く、勝手知ったるアイサイトの操作性と運転のしやすで、かなりの好印象。加えて、やはり後席の広さは十分過ぎるほど。だいぶゆったりと座ることができました。
ある程度車高もあるため乗り降りしやすく、レヴォーグからのステップアップには最適の1台だと感じました。
一方で、このタイミングではフルモデルチェンジの前年ということで、ニューモデルを待つかどうか微妙な時期でした。
それと、些細なことですが若干気になったのは、ウインカーの動作音です。
レヴォーグなど一般的に聞き慣れた音とも違い、日産車のような音でも無い…表現が難しいのですが、「カッポッカッポッ…」という独特の音色で何とも安っぽい。
それでも十分な魅力を兼ね備えた1台で、乗り換えの有力候補であることに間違いはありません。
トヨタ アルファードV6 エグゼクティブ
子どもがいるとスライドドア付きワンボックスカーの便利さは魅力的です。
ショッピングモールの駐車場で見かける家族連れがスライドドアから乗り降りする光景は、ちょっと憧れでもありました。
「いつかは大きなワンボックスカーに乗ってみたい!」と思っていたこともあり、大本命の1台でした。
車体が大きいため、取り回しに苦労しそうだなぁと思っていたものの、実際に試乗してみるとスクエア型の車体のためか見切りも良く、サイズの割には運転しやすい印象でした。
一方で予想外だったのが、なぜか運転している自分が車酔いに…笑
慎重に運転していたにも関わらず、船が揺れるような感覚で「ちょっとムリかも。」と一気に候補から外れてしまいました。
トヨタ ヴェルファイア
アルファードも然りなのですが、リセールの良さは折り紙付きで、特に7人乗り2.5リッターのガソリンモデルがテッパンとの情報を得ていたので、こちらもかなりの本命モデル。
あとは「アル or ヴェルどっちにしようか?」という最終ジャッジを残すのみで購入意欲MAX状態で試乗しました。
当然ながらサイズ感は先のアルファードと同様、パワーに関しても2.5リッターで必要十分。V6エンジンで無くてもまったく問題無いことが確認出来ました。
なぜかこのモデルでは「アルファードV6 エグゼクティブ」で感じた車酔いはありませんでした。アルファードはエグゼクティブ仕様だったので、乗り慣れずに酔ってしまったのかもしれません。
ひとつ気になった点としては、これは車自体の問題ではないのですが、運転席と2列目シートのの距離が遠い。
当然と言えば当然なのですが、大きくて広いクルマですからそれがメリットではあり矛盾した感想なのですが、2列目に座る子どもとの距離が遠くなったに一抹のさびしさが…初めて大型のワンボックスに乗ってみて初めて分かった事実です。
ディーラーの下取り査定額はすべて期待ハズレ
上記3台の見積もりを提示してもらった結果、どのクルマもとにかく高い!
加えて、どのメーカーも満足のいく下取り結果にはなりませんでした…
中古車買取専門店の価格を先に見てしまったため、当然と言えば当然かもしれません。各ディーラーすべてにおいて、買取専門店の査定額を上回ることはありませんでした。
特にネッツ系の査定の渋さにはガッカリ。中古車買取専門店の査定額との差は約60万円‼︎
下取り査定は購入予定の販売店だけではなく、買取専門店を含めた複数社へ査定をお願いするのが絶対オススメです!
この見積価格で下取りも低いとなると、そもそも買い替えを断念せざるを得ない状況となりました。
すっかり意気消沈してしまったのですが、失意のなかある思いもよらないアイディアが浮かんできて…この続きは第3回目にお届けします。
残価設定ローン契約中でも乗り換え可能!
レヴォーグの買取査定を依頼したタイミングでは、まだ「残価設定ローン」の契約期間が1年ほど残っている状況でした。
そのため、少なくとも残りの契約期間である1年間は乗り換えできない。と思っていたのですが、これは誤解でした。
残価設定の契約期間が残っていても新車への乗り換えは可能です!!
レヴォーグの買取相場を調べたことで、リセールの高いクルマを所有することのメリットをはじめて実感したしました。こうなったら具体的な乗り換え計画の検討スタートです。
以下は蛇足になりますが、買取店 の担当さんに私が停めている駐車場を見渡してもらい、リセールバリューが高い順番を教えてもらいました。
私のレヴォーグより高いのはトヨタのハリアー。次がホンダのステップワゴンと同じくホンダのN-BOXとのことでした。一番残念だったのがシトロンのC4ピカソ。やはり外国車のリセールは厳しそうです。
それではまた次の記事で…
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