新型レクサスRX 2022年11月18日発売開始!
2022年11月18日(金)13時30分ちょうど。トヨタグローバルニュースルームにおいて、フルモデルチェンジした新型レクサスRXの発売開始が発表されました!待ちに待ったこの日がついにやってきました!
それに少し遅れてレクサス公式サイトの「RX」紹介ページも更新。
しかし、アクセス集中が原因なのかサイト更新が上手くいかなかったのか定かではありませんが、サイトの挙動が若干怪しく接続しづらい状況が続いていましたね…
しかしながら、カタログ情報のダウンロードファイルも含め、ニュースリリースから間を置かずにすべての情報が解禁となりました!
当日のプレスリリースではさまざまな情報が公表されましたが、一番大きなトピックはその販売方式。
従来とは異なる「抽選方式」の販売方法となりました。
世界情勢の影響等で、新車を誰でもすぐに購入できる状況ではなくなりましたが、レクサス車においても販売できる車両がない状況が続いています。このような中、新型RXにおいてもこれまでにない販売方法が採られることとなりました。
新たな販売方式のポイントは、レクサス車を所有したことのない「新規顧客」とこれまでにレクサス車を購入したことがある「既存顧客」で、それぞれ購入方法が異なる点です。
発表されたグレードとそれぞれの購入方法のポイントについて以下に詳しくまとめます。
発表された新型RXのグレードと価格
概ね事前の予想通りのラインナップとなりましたが、特筆すべきは、RX350の「標準グレード」とハイブリッドモデルの「RX350h」がカタログラインアップから外れたことでしょうか。
価格面に関しては大幅に値上げされた印象がありますが、先代モデルでは「オプション」扱いだった装備が新型では「標準装備」になっていたりと、価格だけの単純比較は出来ないようです。
最もハイスペックなグレードである「F SPORT Performance」は、なんと1,000万円台も射程圏内に入ってきました。これまでのRXはコストパフォーマンスがとても秀逸で高い人気を誇ってきましたが、この新型モデル以降はいよいよ高級車としての資質を問われることになりそうです。
以下は「新型RX」と「先代RX(後期型)」のモデルラインアップ比較です。
カタログ価格も掲載しましたが、新型RXはどのモデルを購入するか選択に迷いそうですね。
モデル | エンジン | 駆動形式 | グレード | 価格 |
---|---|---|---|---|
RX350 | 2.4L 直4ターボ | FF | version L | 6,640,000 |
RX350 | 2.4L 直4ターボ | AWD | version L | 7,050,000 |
RX350 | 2.4L 直4ターボ | AWD | F SPORT | 7,060,000 |
RX450h + | 2.5L 直4 PHEV | AWD | version L | 8,710,000 |
RX500h | 2.4Lターボ HEV | Direct4 | F SPORT Performance | 9,000,000 |
モデル | エンジン | 駆動形式 | グレード | 価格 |
---|---|---|---|---|
RX300 | 2.0L 直4ターボ | FF | 標準グレード | 5,240,000 |
2.0L 直4ターボ | AWD | 標準グレード | 5,510,000 | |
2.0L 直4ターボ | FF | version L | 6,150,000 | |
2.0L 直4ターボ | AWD | version L | 6,420,000 | |
2.0L 直4ターボ | FF | F SPORT | 6,120,000 | |
2.0L 直4ターボ | AWD | F SPORT | 6,390,000 | |
RX450h | 3.5L V6 | FF | 標準グレード | 6,380,000 |
3.5L V6 | AWD | 標準グレード | 6,650,000 | |
3.5L V6 | FF | version L | 7,290,000 | |
3.5L V6 | AWD | version L | 7,560,000 | |
3.5L V6 | FF | F SPORT | 7,570,000 | |
3.5L V6 | AWD | F SPORT | 7,830,000 | |
RX450hL | 3.5L V6 | AWD | 標準グレード | 7,960,000 |
はじめてレクサス車を購入する場合の申込み方法
これまでレクサス車の所有歴がない「新規顧客」は、全国で500台限定の抽選販売となります。
初回の抽選受付期間は、2022年11月18日から12月22日まで。
約1か月間の間に、レクサスディーラーへ訪問のうえ、抽選申込みする必要があります。Webだけでは抽選申し込みはできず、実際にレクサスディーラーへ足を運ぶ必要がありますので注意が必要です。
さらに、申し込みにはさまざまな条件がありますので事前にしっかり確認しておく必要があります。
抽選申し込みの条件〜新規顧客向け〜
新規顧客の場合、以下の制約条件に同意する必要があります。
すなわち、残念ながら現在クルマを所有していない方は購入ができないということになっています。
- レクサス車を現在所有していないこと、または、過去に所有したことがないこと。
- レクサス車以外の自動車を本車両に対する下取りに入れていただけること。
- 下記に指定するいずれかの方法(契約プラン)でご購入していただけること。
- 個人名義で抽選申し込みしていただけること。
- 上記項目に合致することを誓約する書面を販売店にご提出いただくこと。
申し込み可能な契約プラン
「契約プラン」にも制約があります。いちばん大きなポイントは、ローン型の支払い契約のみ選択可能であり現金一括払いは不可という点です。選択できる契約プラン(支払い方法)は以下のいずれかとなっています。
- 残価型割賦(スマートバリュープラン)
- 残価据置払(スマートバリュートゥワイス)
- KINTO
- 販売店リース
抽選販売用のモデル・仕様
新規顧客が抽選申し込みした場合、抽選販売用のモデルから選択する方式になります。選択できるモデルは、下記の3台となります。
注意点としては、仕様やメーカーオプションも予め指定されたもののみ装備されることになり、自身で自分の好きな仕様にカスタマイズできないという点です。
したがって、販売価格もそれぞれのモデルで一律の価格が設定されています。
加えて、「RX350」 においては、既存顧客の場合は「バージョン L」も選択可能ですが、新規顧客の場合は「Fスポーツ」しか選択できないようです。
- RX500h “F SPORT Performance” 抽選販売モデル
- RX450h+ “version L” 抽選販売モデル
- RX350 “F SPORT” 抽選販売モデル
RX500h “F SPORT Performance” 抽選販売モデルとベースモデルの装備比較
装備・機能 | RX500h “F SPORT Performance” <抽選販売モデル> | RX500h “F SPORT Performance” <ベースモデル> |
---|---|---|
Lexus Teammate Advanced Park+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物) | ● | ● |
ITS Connect | ● | ● |
ドライブレコーダー(前後方) | ● | ● |
デジタルインナーミラー | ● | ● |
スマートエントリー&スタートシステム(電子キー2個/バックドア連動) | ● | ◯ |
デジタルキー | ● | △ |
おくだけ充電 | ● | ● |
パノラマルーフ(チルト&アウタースライド式) | △ | △ |
ムーンルーフ(チルト&スライド式) | ● | △ |
ルーフレール | ー | ー |
ルーフレール(“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用ブラック塗装) | ● | △ |
後席4:2:4分割可倒式シート(電動リクライニング&電動格納機能/ベンチレーション機能付)+シートヒーター(前後席)+輻射ヒーター(運転席・助手席) | ● | △ |
“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム | ● | △ |
“F SPORT”専用フロント対向6ピストンブレーキキャリパー | ー | ー |
“F SPORT Performance”専用フロント対向6ピストンブラックブレーキキャリパー(LEXUSロゴ) | ● | ● |
“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ) | △ | △ |
RX450h+ “version L” 抽選販売モデルとベースモデルの装備比較
装備・機能 | RX450h+ “version L” <抽選販売モデル> | RX450h+ “version L” <ベースモデル> |
---|---|---|
Lexus Teammate Advanced Park+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物) | ● | ● |
ITS Connect | ● | ● |
ドライブレコーダー(前後方) | ● | ● |
デジタルインナーミラー | ● | ● |
スマートエントリー&スタートシステム(電子キー2個/バックドア連動) | ● | ◯ |
デジタルキー | ● | △ |
おくだけ充電 | ● | ● |
パノラマルーフ(チルト&アウタースライド式) | △ | △ |
ムーンルーフ(チルト&スライド式) | ● | △ |
ルーフレール | ● | △ |
ルーフレール(“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用ブラック塗装) | ー | ー |
後席4:2:4分割可倒式シート(電動リクライニング&電動格納機能/ベンチレーション機能付)+シートヒーター(前後席)+輻射ヒーター(運転席・助手席) | ● | △ |
“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム | ● | △ |
“F SPORT”専用フロント対向6ピストンブレーキキャリパー | ー | ー |
“F SPORT Performance”専用フロント対向6ピストンブラックブレーキキャリパー(LEXUSロゴ) | ー | ー |
“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ) | ー | ー |
RX350 “F SPORT” 抽選販売モデルとベースモデルの装備比較
装備・機能 | RX350 “F SPORT” <抽選販売モデル> | RX350 “F SPORT” <ベースモデル> |
---|---|---|
Lexus Teammate Advanced Park+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物) | ● | △ |
ITS Connect | ● | △ |
ドライブレコーダー(前後方) | ● | △ |
デジタルインナーミラー | ● | △ |
スマートエントリー&スタートシステム(電子キー2個/バックドア連動) | ● | ◯ |
デジタルキー | ● | △ |
おくだけ充電 | ● | △ |
パノラマルーフ(チルト&アウタースライド式) | △ | △ |
ムーンルーフ(チルト&スライド式) | ● | △ |
ルーフレール | ー | ー |
ルーフレール(“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用ブラック塗装) | ● | △ |
後席4:2:4分割可倒式シート(電動リクライニング&電動格納機能/ベンチレーション機能付)+シートヒーター(前後席)+輻射ヒーター(運転席・助手席) | ● | △ |
“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム | ● | △ |
“F SPORT”専用フロント対向6ピストンブレーキキャリパー | ー | ● |
“F SPORT Performance”専用フロント対向6ピストンブラックブレーキキャリパー(LEXUSロゴ) | ー | ー |
“F SPORT Performance”/“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ) | ● | △ |
既存顧客の新型RX抽選申込み方法
新型RXでは、すでにレクサス車オーナーあるいは過去にレクサス車オーナーであった方でも、抽選による購入方式となりました。
具体的には、販売店の店舗ごとにオーダー可能な割り当て台数が決められており、販売店単位で抽選を行うというものです。
売りたくても販売できる兎にも角にもクルマが無い。とディーラーの営業さんも悲鳴をあげている状況ですから致し方ないですね。
2022年11月時点においても、昨年フルモデルチェンジした新型NXおよび新型LXはオーダーストップ状態。注文から納車まで1年以上の時間を要することが常態化しており、現時点でも解消の目処は立ってないとのことでした。
このような状況ですので新型RXの購入も容易ではありません。
既存顧客が選択可能なモデル
既存顧客が購入できるモデルは以下の通りです。
- RX500h “F SPORT Performance”
- RX450h+ “version L”
- RX350 “F SPORT”
- RX350 “version L”
新規顧客の場合は選択できなかった「RX350 “version L”」が既存顧客では選択可能になります。
一方で、既存顧客であってもハイブリッド版の「RX350h」は選択できません。
カタログにも「RX350h」はラインアップから外れていますので、販売開始はだいぶ後ろ倒しになるのでは無いかと予想されます。
既存顧客の抽選申し込み方法は販売店ごとに異なる
現行オーナーであっても抽選申し込みとなってしまった新型RXですが、既存顧客の申し込み方法は販売店によってそれぞれ独自のルールを設けているようです。まずはご自身の営業担当さんへ問い合わせしてみることをお勧めします。
私自身も発売日翌日の11月19日にディーラーへ訪問予約を入れましたが、既存オーナーであっても当選倍率はかなり高くなるようです。