青森県弘前市。春は弘前城の桜が有名。毎年春には「弘前さくらまつり」が開催される、桜の名所として有名なお城です。
首都圏方面からは車で少なくとも10時間以上は要しますので、なかなか気軽に行けるところではありません。しかしながら、長距離ドライブをするだけの価値のある美しい桜を堪能できる、春におすすめなドライブスポットです。
東北道を北上すること644キロ「弘前城」までのルート
東北自動車道の始点は埼玉の「川口ジャンクション」。ここから長旅のスタートです。
弘前城の最寄りは「大鰐弘前インターチェンジ」、「おおわにひろさきIC」と読むそうです。東北道の走行距離は644キロ、総走行距離700キロメートル以上にわたる長旅となります。
「大鰐弘前IC」…読めますか?!
こたえは、「おおわにひろさきIC」です!
東北道は、栃木県の「大谷PA」の先までは片側3車線なのですが、それ以降片側2車線に切り替わります。ここが渋滞ポイントになりますので、その前にショッピングや御手洗いを済ませておくのがおすすめです。
東北道「下り線」のサービスエリアには「蓮田サービスエリア」以降、「スターバックス(スタバ)」がありませんので要注意!笑
東北道はこれといって特徴は無いのですが、宮城県に入るとアップダウンとカーブが連続する区間が続くので運転に神経を使います。
そこから岩手県に入ると、当時全国で初めてとなった最高速度120Km区間が突如出現します。
具体的には、「花巻南インターチェンジ」から「盛岡南インターチェンジ」間の約27キロにわたって最高速度制限が120Kmへ引き上げられます。この区間はほぼ平坦な直線の道なりが続きますので、それほど恐怖感なく走ることができます。
長い道のりではありますが、「大鰐弘前インターチェンジ」で高速を降り、国道7号を経由してようやく到着します。
「弘前城」へのアクセス
<住所>
〒036-8356
青森県弘前市下白銀町1
<車でのアクセス>
東北自動車道「大鰐弘前IC」から
国道7号を経由し車で約25分
桜の名所「弘前城」の歴史
1590(天正18)年、17年に渡って津軽地方の統一を成し遂げた大浦為信が、豊臣秀吉から4万5千石の領地を得ました。この時大浦を津軽と改姓し、為信は、1594(文禄3)年4月に大浦城から堀越城に移り、藩の基礎作りを開始。
1600年、為信は関ヶ原の戦いで東軍に付き、徳川家康より更に2千石の加増を受け4万7千石の弘前藩が成立しました。
引用:https://www.hirosakipark.jp/hirosakijo.html
本能寺の変が天正10年ですから、その8年後に津軽地方を統一されたんですね。
弘前城は、東日本で唯一、江戸時代から現存する天守をもつお城とのこと。
ちなみに江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは、全国で12城しかないそうで「現存12天守」と呼ばれるそうです。
- 弘前城(青森県弘前市)
- 松本城(長野県松本市)
- 丸岡城(福井県坂井市)
- 犬山城(愛知県犬山市)
- 彦根城(滋賀県彦根市)
- 姫路城(兵庫県姫路市)
- 松江城(島根県松江市)
- 備中松山城(岡山県高梁市)
- 丸亀城(香川県丸亀市)
- 松山城(愛媛県松山市)
- 宇和島城(愛媛県宇和島市)
- 高知城(高知県高知市
桜の見ごろは4月下旬から5月上旬
関東近郊の桜の見頃は例年3月中となっていますが、北東北の桜の見頃は4月下旬からとなるのが通例です。
したがって、特別に開花が早まらなければ、ゴールデンウィーク中に北東北の桜を楽しむことができます。私のように関東近郊在住の者にとっては年に2回桜を楽しむことができ得した気分になります。
お堀の水面には桜吹雪の絨毯。桜は開花から散るまでいろいろな楽しみ方がありますね。やはり桜と日本のお城はベストマッチです。
ウィズコロナ時代へ移行してきましたので、これから日本のいろいろな場所で桜を楽しんでみたいです。