【初めてのレクサス購入ガイド3】試乗・見積もり・注文編

スバル「レヴォーグ」に続く二代目の愛車として、2019年5月に「レクサスRX300 Fスポーツ(前期型)」が納車されました。

年収面から考えても、高級なイメージが強いレクサスをそもそも買えると思っておらず、選択肢に入ることもありませんでした。ところが、ひょんなことからトントン拍子で購入が決定することとなり、思わぬ展開に私自身が驚いてしまいました。
普通の会社員がなぜレクサスオーナーになれたのか？、どのような方法で購入に至ったのか？について、全3回にわたりレポートします。今回がその最終回です。

欲しい車を求め紆余曲折のディーラー行脚へ

アルファードの見積価格は？レヴォーグの下取見積もりに意気消沈

乗り換え候補筆頭の「アルファード」に試乗するために訪問したトヨタペット店。一通り試乗を終えた後、提示された見積価格は600万円超！下取り予定のスバル「レヴォーグ」の査定もお願いしましたが、散々たる結果に…

候補に挙げていた車の見積価格が予想以上に高すぎたため、一時は買い替え自体を断念しようかと思っていました。

トヨタで撃沈後、何を思ったかレクサスの扉をたたく

アルファードの価格の高さに意気消沈していたのですが、

と安易な考えが頭に浮かび、せっかくの機会だからと思い切ってレクサス車も試乗しようと思い立ちました。

レクサスの店舗といったら外観から高級オーラが漂っており、私のような普通の会社員には敷居が高く、場違いな場所だと思い込んでいました。

ところが、実際に店舗に一歩足を踏み入れてみると、高級な店構えに一瞬たじろぎますがスタッフの方々に手厚く迎えていただき居心地が良い。

これが、後のレクサスライフの第一歩になるとはこの時点では想像もしていませんでした。

緊張のなか、レクサス販売店へ初訪問！

敷居が高い？レクサスで緊張しないための事前準備

レクサスに限らず、自動車ディーラーへ訪問する際は、事前のWeb予約が絶対オススメです。

私自身の過去の経験ですが、カタログ欲しさにアポ無しでディーラーの門を叩いたことがあるのですが（この時はBMW）、ソワソワして挙動不審に陥りお店の方に警戒されて居心地が悪くなり…
結局まともに見学もできずに、そそくさと退散するという失敗を経験しました。

（仮に情報収集だけでも）事前予約しておけば担当営業さんも割り当てていただけますので、ディーラー側の受け入れ準備も整っているため、受付スムーズで気まずい雰囲気になることはありません。

私も営業職を経験しているので、正直買う気のない顧客の相手はしんどいです。(笑)
しかしながら、初めに購入の意思表示と目的を事前に伝えておけば、営業さんにも余計な労力をかけることなく必要な情報を入手出来る可能性が高まります。

初訪問「レクサスのおもてなし」で感動体験！

私も事前にWeb予約のうえ訪問しましたので、初訪問から営業担当さんが付いてくださり、スムーズに入店することができました。
事前にWebから「NX」と「RX」という人気のSUV2車種の試乗を予約。何とか手が届きそうな「NX」とせっかくなので記念試乗の「RX」です。

レクサスディーラーの店内はアロマの良い香りに満たされていてとても居心地が良いです。提供されるドリンクもとても美味しく、スタッフさんの対応がとても丁寧なのでオーナーになりたい欲をくすぐります。

レクサスの人気SUV「NX」と「RX」に連続試乗

営業さんと名刺交換、カタログベースでの一通りの説明が終わり、早速実車とご対面。感動のレクサス初乗車です。

まずは「NX」から試乗。緊張のあまり運転した印象はほとんど記憶に残らず…ただ、レヴォーグと比べてもそんなに広く無く若干タイトめの印象でした。加えて、後部座席も「少し狭いな。」というのが率直な感想でした。

続けて「RX」に試乗。この「RX」は高嶺の花で記念に試乗しただけなのですが、結果こちらがその後の愛車になります。

はじめて運転した印象はとにかく「デカい！」。先に「NX」に乗った直後だったため、車体の大きさにビビってしまい試乗にはかなり気を遣いました。
しかしながら、インテリアの高級感や後部座席のゆったりした広さ、広大な荷室がとても魅力的。後席に座った家族からもNXよりもRXの方が広々して良い。と高評価…

このあたりから想定外の方向へ進んでいくことになるのです。

「NX」と「RX」の見積りを比較したら意外な結果が…

無事に試乗を終え、その後再び商談ブースへ。
女性スタッフの方が新しいドリンクとアロマの香り漂うおしぼりをご丁寧に用意してくれます。
少し時間を置いて担当営業さんが「NX」と「RX」の見積もりを用意してくれました。

すると、驚きの見積もり金額が目に飛び込んできました。

この当時のNXとRXは実はそれほど大きな価格差がありませんでした。「RXが安すぎた。」というのが実情なのですが、この見積書を見た途端、変なスイッチが入り「RX」購入へ舵を切ることになったのです。

レヴォーグの下取り査定の結果は？

さらに、所有車であるスバル「レヴォーグ」の下取り査定結果も提示。その結果、これまで訪問してきたどのディーラーよりも高額査定が出ました！

思わず声が出そうな驚きの高額査定。営業さん曰く、高額査定が出やすい時期だったこともあるそうなのですが、この査定結果がレクサス車購入に向けて背中を押す結果となりました。

さらに、日を改めて何回かの商談を進める中で、結果としてさらに高値での買取価格となりました。その理由は、別で中古車買取専門店にもレヴォーグの査定をお願いしており、そこで出た結果を営業さんに相談した結果、さらに下取り価格を上積みしてくれたためです。

こうしてあれよあれよとRX購入を決心、正式発注に進んでいくのでした。ここから私の初代愛車であるスバル レヴォーグに代わって、レクサスライフがスタートしたのでした。

憧れの車に手が届く?! ゼッタイお得な車の買取査定

私がレクサスを購入することになったのは、初めて購入したスバルのレヴォーグを中古車買取専門店へ下取り査定に出したことがきっかけです。
レヴォーグ自体は残価設定ローンで購入したため、残債がある状態でのクルマの買い替えは無理だと思い込んでいました。

しかし、実際には残価設定ローンの契約満了前であっても、愛車を売却することは可能でした。

下取り価格が残債を上回っていれば、その分を次の愛車の頭金に充当できるため、月々の自動車ローンの支払い負担を軽減することができます。

つまり、リセールの高いクルマに乗り継いでいけば、高嶺の花だと思っていた憧れのクルマを手に入れることも決して夢ではなくなります。
まずはご自身のクルマがどのくらいのリセールバリューがあるのか一度確認してみることをおすすめします。
下取り査定の申し込みはインターネットから簡単に出来ますし、大手中古車買取店 であれば安心して取引できます。

下取り査定を依頼したからといって、必ず売却する必要もありません。（私も結局はレクサスディーラーの下取りに出しました。）

入手できるクルマの選択肢が拡がると、さらにカーライフが楽しいものとなることは間違いありません。