ファミリーにおすすめ!スバル「レヴォーグ」を徹底評価

スバル_レヴォーグ

スバル 「レヴォーグ」は初めて自分で購入した愛車。2015年3月に「東京スバル」にて新車で購入し、4年1ヶ月にわたり実際に所有し、大活躍してくれました。

ファミリー層にはミニバンが人気ですが、車の走りを楽しみたいお父さん向けに、「小さな子どもがいる家族でも満足できるのか?」という視点で徹底評価しました!

結論から言えば、「アイサイト」の高い安全性が最大の魅力。小さな子ども連れであれば後席の広さを必要十分で、家族も大満足のステーションワゴンです。
走行性能にこだわる運転好きでミニバン以外の選択肢を探している方におすすめの1台です。

目次

車好きから高評価のスバル「レヴォーグ」ってどんな車?

スポーツカーのような走りを楽しめる車が大好き!一方で家族の安全と満足を兼ね備えた車を選びたい。そんな相反する希望を1台で叶えてくれる車スバルのステーションワゴン「レヴォーグ」です。

実際に、私自身が初めてマイカーとして購入したグレードは「レヴォーグ 1.6GT-S アイサイト」。ボティカラーは家族の希望で「クリスタルホワイト・パール」を選択。子どもが産まれてから約4年に渡り、家族の移動手段として活躍してくれた思い出深い1台です。

私が所有していたレヴォーグのスペックは以下の通りです。

形式DBA-VM4
エンジン水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
駆動方式4WD
総排気量1,599cc
ミッションCVT
燃料タンク容量60リットル
使用燃料レギュラーガソリン
燃費リッター10キロ前後
最高出力170ps(125kW)/4,800〜5,600rpm
最大トルク25.5kg•m(250N•m)/1,800〜4,800rpm
サイズ(全長×全幅×全高)4,690×1,780×1,490mm
ホイールベース2,650mm
車両重量1,550kg
最小回転半径5.5m
サスペンション形式(前)ストラット式
サスペンション形式(後)ダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ(前)225/45R18
タイヤサイズ(後)225/45R18

「レヴォーグ 1.6GT-S アイサイト」の総評

おすすめポイント

なんと言ってもスバルと言えば「アイサイト」。現在となっては当たり前の「前車追従機能」も初めての体験で感動したことを覚えています。家族から購入許可がおりたのもこのアイサイトの安全性能のおかげ。

ボディサイズに関しても全幅が1.8mを切っていますので、都内でもちょうど良いサイズ

加えて、1.6リッターモデルのため使用燃料が「レギュラーガソリン」というのもうれしいポイント。ガソリン代は少しでも安いに越したことはありません。
タイヤはダンロップのハイパフォーマンスタイヤの「SP SPORT MAXX 050+」が標準装着されていました。かなりスポーティーな印象でキビキビとした走りが好印象です。

A型の購入でしたので、のちにB型以降で採用された「ハイビームアシスト」や「サイドビューモニター」、「サンルーフ」といった魅力的なオプションを付けることが出来なかったのは少し残念でした。これらはぜったい付けたいおすすめオプションです。

残念なポイント

「レギュラーガソリン」である点はメリットなのですが、肝心の燃費は良くない…街乗りでリッター10キロ前後といったところでしょうか。

さらに残念なのが、ボディサイズは日本の道路にちょうど良いにもかかわらず、「最小回転半径」が5.5mとなっています。はっきり言って取り回しは悪いです。幅の小さい路地やせまい駐車場はできるだけ避けた方が無難です。

加えて、これはタイヤに依るところも大きいと思いますが、ロードノイズが比較的大きく、荒れた路面ではオーディオの音が掻き消されることも。硬めのサスペンションも相まって、道路の継ぎ目はゴツゴツします。これは、スポーティさを重視することのトレードオフなのでいたし方ない点ではあるのですが。

しかしながら、家族が不快に思うほどではありません。小さな子ども車の中でよくおひる寝していましたので、家族から不満が出ることはいっさいありませんした。

なお、これは初年度(A型)モデルだけでB型以降は装着されたのですが、「オートブレーキホールド機能」が設定されていない(オプションでも用意がない)点もネガティブポイントでした。オートブレーキホールドは一度体験してしまうと非装着の車に乗るのは億劫ですね。

「エクステリア」インプレッション

レヴォーグはスポーティーなステーションワゴンです。低重心でワイドなフロントマスクがとてもカッコ良い。
ボディカラーの「クリスタルホワイト・パール」もきれいな色で、膨張色のためクルマがより一段大きく迫力満点です。

レヴォーグ

GT-Sのグレードでは、大きめのサイドスカートが装着されていて、肉厚な印象です。乗り降りの際にはズボンやスカートが触れることも少なくなく、汚れに若干気を使うことも。

リアビューもボリューム感たっぷりです。2本出しの太いマフラーがいかにもスバル車といった印象。

レヴォーグ

「インテリア」インプレッション

レヴォーグ

初代レヴォーグの内装の質感は比較的高く、所有する満足度を高めてくれます。
特にブルーの差し色が所々に入っている点が若々しくスポーティーな印象を助長させます。

ナビゲーションは、パナソニックのビルトインナビを選択。ユピテルのレーダー探知機は楽天で購入したものを東京スバルへ持ち込み取り付けしてもらいました。

ハンドル周りの質感もGood!皮の触り心地も気持ち良いです。「アイサイト」もハンドル操作で簡単にコントロールできます。

メーター周りは液晶エリアが狭いので現在となっては一昔前の印象を受けます。しかしながら、視認性が良くキレイなメーターです。見やすいメーターというのが歴代のスバル車の特長でもあるそうです。

インパネ周りはシンプルで操作しやすレイアウト。お気に入りは「ハザードスイッチ」。素っ気ないボタンと違ってしっかりとデザインされていて美しい造形です。

レヴォーグ

結論:小さな子どもがいる家族にも全く問題なし!

車好きとしては家族のことは最優先ながらも、運転して楽しい車を選択したいものです。
ミニバンの快適装備にはかなわない面はもちろんありますが、ミニバン以外の選択肢の一つとしてスバルレヴォーグはこのニーズを同時に実現できる最有力候補の車であると断言できます。

私自身の経験でいうと、子どもが産まれるちょうど1か月前にこのクルマが納車されました。それから4歳になるまでの間、この車と一緒に暮らし家族もみな大好きな1台でした。

子どもが大きくなるにつれて荷物も増えていき、もう少し大きな車が必要になったため乗り換えましたが、ファミリー向けにもおすすめできる魅力的な車です。

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