レクサスオーナーが嫉妬!メルセデス・ベンツ Eクラスのインテリア

メルセデスベンツ_Eクラス

今回は、レクサスオーナーも気にならずにはいられない、メルセデス・ベンツの試乗記をお届け。

「レクサスRX300 Fスポーツ」後期型へ乗り越えるタイミングで、他メーカーの車にも試乗していました。
そのひとつがメルセデス・ベンツ Eクラスです。

メルセデスディーラーは、「シュテルン」と「ヤナセ」の2系列に分かれますが、今回はヤナセさんに訪問してきました。

ヤナセといえば、黄色の背景に水色文字のステッカーが目印です。いつかはこのヤナセステッカーの車を所有してみたい。さらに好きなのがヤナセの「コーポレートスローガン」。

引用:https://www.yanase.co.jp/company/

いつかヤナセでメルセデスを購入してみたいという希望を抱きながら、今回はレクサスオーナー目線でのメルセデス・Eクラスの試乗インプレッションをお届けします。

目次

本当はゲレンデヴァーゲンに試乗したかったが…

いきなりで申し訳ないのですが、実は本当に試乗したかったのはゲレンデヴァーゲンこと「G350d」の方でした。メルセデスのGクラスは大人気車種で私自身もいつかは所有してみたいと考えているんですよね。

メルセデスベンツ_Gクラス

そこで、ヤナセさんへ事前連絡のうえ「G350d」もしくは「G400d」の試乗をお願いしてみました。
ところが、「日本国内のディーラーで試乗できる店舗はありません。」との回答。実はこの半年ほど前にも試乗のお願いをしていたのですが、その際も試乗不可の回答。試乗車を用意するくらいならバックオーダーをさばく方を優先するのが当然といえば当然ですね。

しかしながら、ヤナセの営業さんが唯一試乗できる場所を教えてくれました。それが六本木の「Mercedes Me Tokyo」です。試乗のために六本木まで出向くのもなぁ。と思い断念しましたが…

オーダーストップの時期もあり、欲しくても手に入らないのが「Gクラス」。コツコツとディーラーさんとの信頼関係を築いていくのが入手に近付く一番確実な方法だと思います。

今すぐ購入できるわけではないのですが、G350dの見積りだけ頂戴しておきました。いつか必ず所有したい1台です。

メルセデスベンツGクラス_見積書

いよいよ「メルセデスEクラス」へ初試乗

冒頭から脱線してしまいましたが、本題のEクラスの試乗インプレッションです。今回試乗させていただいた車がこちら。

  • メルセデス・ベンツ E 200 Sports(BSG搭載モデル)
メルセデスベンツEクラス_カタログ

メルセデスのマイルドハイブリッド車です。1.5L直列4気筒ガソリンエンジン+リチウムイオンバッテリーの組み合わせ。

結論から言うと、めちゃくちゃ運転しやすい車でした。

単純な感想で恐縮ですがそれくらいすんなりと運転でき、メルセデスだからと最初は緊張していたのですが、肩肘張る必要なくとにかく運転しやすい。

以前所有していた「レヴォーグGT-S」は1.6リッター直噴ターボモデルでしたので、1.5リッターエンジンでターボ無しなんてパワー不足では?と想像していましたが、全くそんなことはありませんでした。

乗り心地・ハンドリングは快適そのもの

運転席からの視界も良好で、ハンドリングはレクサスRX300 Fスポーツよりも若干重めな印象。
新車ホヤホヤで走行距離も500Km強であったため、まだ本領を発揮するには及ばないとは思いますが、足回りもRX300 Fスポーツよりもやや硬めかな。といった印象でした。

しかしながら、以前所有していたスバル レヴォーグGT-S(A型)よりは、突き上げ感もなく快適に走行できました。

今回は一般道だけの試乗でしたので、メルセデスが得意とされる高速域での安定性を体感することはできませんでした。いつか長距離走行での試乗を試してみたいものです。

メルセデスベンツEクラス_ステアリング

ブレーキオートホールドには慣れが必要

一方で、新車だからなのかブレーキの鳴りが機になるのと、カックンブレーキになりがちで試乗中に感覚を掴むことができませんでした。

また、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドも慣れが必要だと感じました。「レクサスRX」の場合は、エンジンを始動させるたびに毎度「ブレーキホールドボタン」を押す必要があります。
一方。メルセデスEクラスでは毎度スイッチをオンにする必要はなく、ブレーキを一瞬深く踏み込めば自動でブレーキホールドが作動します。

しかし、この一瞬深く踏み込む感覚がうまく掴めずに、余計カックンブレーキになってしまうのでした。この点、レクサスの場合は、ブレーキを深く踏み込みさえすればブレーキホールドが作動します。慣れの問題ですが。

メルセデスベンツEクラス_インテリア

ナビゲーションシステムは安全面でも秀逸

ナビゲーションシステムはディスプレイが高精細でとてもきれい。

停車時や右左折時にはナビが前方カメラに切り替わります。カメラの解像度が抜群に良く、バック時も車の周囲の状況を鮮明な映像で表示してくれるため、障害物等にぶつかるリスクも低そう。

メルセデスベンツEクラス_ナビゲーション

レクサスRXと比較したEクラスの印象は?

新型Eクラスは、総じて乗りやすいクルマでした。安全性も抜群、インテリアもレクサスの比にはならないほど高品質。2人以下の乗車が多くそれほど荷物も多くないのであれば、一番の選択肢になる車です。

メルセデスベンツEクラス_インテリア

しかし、現在のライフスタイルを考えるとやっぱり「SUV」を選択したい。さらに加えると、「レクサスNX」以上〜「レクサスRX」くらいのボディサイズが欲しいというのが正直なところ。

となると、メルセデス「GLC」では物足りなく「GLE」では大きすぎる…メルセデスだとちょうど良いサイズのSUVが無いんです。ここがなかなかメルセデスに行けない

なお、リセール面で言えば、ヤナセの営業さん曰く「Gクラス以外はレクサスには敵わない」と認めていらっしゃいました。ただし、Gクラスは別格です。リセール率が100%超えることもザラなようです。

Eクラス試乗後にRX300に乗り換えると、メルセデスに負けず劣らず、レクサスも運転しやすくちょうど良いボディサイズで「やっぱりいいクルマに乗っているんだなぁ」と思わずニヤケ顔に。自分の車はやはり落ち着きます。

「GLC」と「GLE」の中間サイズのSUVが欲しい!

メルセデスベンツEクラス_ドアハンドル

現行GLEのボディサイズが大きくなってしまったため、レクサスRXからメルセデスのSUVへの移行を検討するにはちょうど良いボディサイズが無いのことが悩みとなります。

先代モデルのGLEであれば、RXと同じくらいのサイズなのでちょうど良かったのですが…一方でGLCだと少しコンパクトになってしまうのでRXからの乗り換えだと少し物足りない。

以下はGLEとGLCのボディサイズの比較。全幅が2メートルを超えるとやはり躊躇してしまいます。

現行GLE400先代GLE350dGLC300
全長4,940mm4,825mm4,670mm
全幅2,020mm1,935mm1,890mm
全高1,780mm1,795mm1,645mm
車両重量2,390kg2,250kg1,860kg
タイヤサイズ(前)275/50R20255/55R18235/60R18
タイヤサイズ(後)275/50R20255/55R18235/60R18

今後はGLCのボディサイズが巨大化していく流れになるのでしょうが、Eクラスベースの日本国内にちょうど良いサイズのSUVがあれば良いのに…と切に願います。
これからは電気自動車の「EQシリーズ」が主流となっていくと思われますので、今後に期待です!

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